★用語説明★ |
※1 | リム | レンズの周りを囲む縁のことで、一般的にはここに「リム線」と呼ばれる溝が掘られており、ここにレンズをはめて固定します。レンズ周りをリムが囲む一般的なタイプは「フル・リム(フルリム)」と呼ばれます。フル・リム・タイプ(フルリムタイプ)では、レンズ・シェイプとリムが同じ形をしていることがほとんどであるため、リムの形状を玉型と呼ぶことも多いです。 |
※1-2 | リム/ ツー・ポイント | レンズを両端だけで留めていることからこのように呼ばれます。一般的には、「フチナシ」と呼ばれ、リム自体がないことから「リムレス」とも言います。顔のイメージを邪魔しないため女性などにも人気。 |
※2 | ヒンジ (蝶番) | 蝶番と呼ぶことが多いです。または、ヒンジとも呼び、丁番とも書きます。眼鏡の中で唯一の可動部分であるだけに、バネ蝶番を始め、板バネや特殊素材を用いたクッション構造など、様々な工夫を凝らした仕組みが試みられています。また、ネジを使わないタイプも発売されています。 |
※3 | テンプル | 腕,ツルとも言います。眼鏡を支える屋台骨でありながら、顔との接触面積も大きいため、耐久性や弾力性が問われる箇所です。日本人の顔は横幅が広いため、形状面 での工夫も多くなされています。サイドからのルックスを支配するのもこの箇所で、テンプルにデザインの中心を置くブランドやモデルも少なくないという重要な箇所です。 |
※4 | モダン (先セル) | モダン(先セル) ,先セル,耳あて,イヤー・パッドとも言います。テンプル先端の耳にかかる箇所 、もしくは、そこに挿し込まれたり、貼り合わされたプラスティック樹脂を指します。加重がかかる箇所であり、掛け心地の良さを大きく左右するため、形状や素材に工夫が加えられていることが多いです。装着時にはあまり目立ちませんが、重要なパーツになっています。 |
※5 | ブリッジ | 左右のリムをつなぐ箇所です。眼鏡の原型は二つのリムの柄をつないだクルアンと呼ばれるもので、鼻にのせやすいように柄の部分を改良したのが一山と呼ばれる山型のブリッジです。これは、鼻に直接のせる伝統的なスタイルのブリッジで、サドル・ブリッジとも言います。安定感の高いことから根強く採用されています。ノーズパットを使用していないのでシンプルな印象を受けます。やがて、ノーズ・パットが開発され、ブリッジはリムをつなぐためのパーツとなりました。フロント中央に位置するデザインの要でもあり、彫金などの装飾的が施される場合が多いです。 |
※6 | ノーズ・パッド (鼻あて) | 鼻当て,(鼻)パッドとも言います。鼻を両脇から挟むように眼鏡を固定する箇所です。メタル・フレームの場合、独立したパーツで鼻に合わせて調節が可能です。シェルやチタンが使われることもありますが、ポリエステルやシリコンなどの柔らかい樹脂を用いるのが一般的です。このパッドとフレーム本体をつなぐパーツは「クリングス」と呼ばれます。 |